2007年01月07日

あの世に逝ってまでも…

3ヶ月ぶりの更新にも拘わらず、相変わらずばぁちゃんネタで申し訳ないっす←誰にだ?

しばらく前になりますが…
実家の母から電話がありました。
ばぁちゃんの四十九日を終え、親族に関することで気がかりなことがあったので、ユタに会いに行ってきたそうな。
そのユタさん、本物だったらしく、名を名乗ると、ソッコーで
「後ろにお宅のおばぁがついてきてるよ~。指輪指輪キラキラが無い無いって騒いでるけど」と言われたそうな。

指輪指輪キラキラ
決してダイヤモンドとかプラチナとかそういう高額商品ではないものなんだけど、贅沢をほとんど知らなかったばぁちゃんのお気に入りで、よく指に嵌めてた。
ばぁちゃんが亡くなって、初七日まで実家にいた頃、ばぁちゃんの部屋でふとそれを見つけたのは、私。
病院にまではさすがに持って行ってなかったんだなぁ…。としみじみ見つめて、ばぁちゃんを思い出し、ちょっとほろり。

キッチンで豚肉を茹でてた母のもとへ行き、「これ、形見に貰っていっていいかなぁ?」と了解を得て、海を渡って持って帰ってきてたのでした。

その指輪指輪キラキラを、ぐそーに逝った人が探している!?
ちょっと待てーーーー!
あっちの人はこちらの動きを逐一見てるんじゃないのか!?
だって、お空から見守ってくれてるって言うじゃないか~~~!?
どーゆーことだーーーー???

母がユタさんに、娘が形見として持って帰ってますが…と伝えたところ、

「仏壇にちゃんと線香立てて御香報告したねー?」
…さぁ?
だって、お空から見守ってくれてるから…
ねぇ?
いちいちそんなことしなくったって…わかって…

くれないのですね!??

結局、母が家に帰ってから私の代わりに線香立てて御香(白)報告してくれたそうですタラ~

その他にも、よくデイサービスに着て行ってた一張羅ワンピや、履き慣れた靴や、ちり紙とハンカチの入ったハンドバッグを持たせてくれなかったから、「出かけることもできないさ~」とおっしゃったそうな。

お墓には、ちゃあんとお骨の前に草履を入口に向けて置いてから、扉を閉じたのによ~。
ばぁちゃん、草履は嫌いか?

はぁ。

私が小さかった頃、ばぁちゃんが洗濯とか、料理とかでちょっと目を離した隙に、私はよく行方不明になりよったそうな。
「にゅい~!にゅい~!」
と私の名前を呼びながら、ばぁちゃんが部落中探し回る姿がよく見られたそうな。

ぐそーに行っても、私に振り回されてるのね。
ごめんね、ばぁちゃん。

あ、ばぁちゃんの所望していた品々は、ユタさんの指示通り、まずお墓に持っていって、線香立てて御香御香(白)うちかびお供えしてから、燃やして持たせたんだって。



Posted by にゅい at 03:03│Comments(0)
 
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