2006年10月11日

ばぁちゃん、ありがとうね

ばぁちゃんを送って早3週間。
気がつくと、10月も半ばにさしかかろうとしています。

時間は、止まらないんだよね。
あたりまえですが。

でも、3週間前、ばぁちゃんを送る儀式の真っ最中は。
時間は「流れる」なんて穏やかなものじゃなかった。

押し流される、っていう感じ。

私を育ててくれた、私が私であることの基礎を造ってくれた、私が最悪の自己嫌悪の時に自分を嫌いにならずに済むように私を愛してくれたばぁちゃんが、もう息をしていなくて。
つついても、怒ったり笑ったりしてくれなくて。
冷たくて。

それなのに、1秒1秒、1分1分、時計は進んでいって。

変だよね。
でも、これが「あたりまえ」の現実なんだよね。

大切な人が、抱きしめてあげられないところに旅立っていっても、私の日常は、他の人の日常は、変わらず動いていくんだよ。
初七日には、斎場の請求書が来たりね。

ばぁちゃん、今までありがとうね。
いつかぐそーで逢えたら、またほっぺたつついちゃうぞ。

それにしても、なんでお棺にもお骨にも添い寝した私じゃなくて、関東の弟のところに逢いに行くのさ?
ちょっとふてくされ中。

(周りの意見によると、一番心配なヤツのところに行ったのでは…とのこと。でも私も逢いたいべな。実はやっぱり嫡子がかわいいとか?とーとーめーに負けたか…?)



Posted by にゅい at 00:01│Comments(0)
 
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